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東都学園の方針

健康な心と体の成長を助け、人間形成の基本的な躾の習慣化をはかり、
次代を託す子どもたちに
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の精神を、豊かな愛情のもとで保育する。

理事長からごあいさつ

昭和四十三年に開園、約6400名の園児と共に歩み、五十五年を迎えました。

昨年、国策として「子ども・子育て支援新制度」のもとに、仙台市の基本理念「未来を担う子どもたちがすこやかに育つまち仙台」の方針に基づき、当園も「幼保連携型認定こども園」に移行致しました。

待機児童解消の一端を担いながら、保育園・幼稚園を通して、質の高い一貫した保育教育を行うべく、新たに園舎を新築し、いま出来うる最高の環境の中で、子ども達が園訓である「明るく、笑顔で、元気よく」をモットーに、「輝く未来の架け橋に」なれますよう、教職員一丸となり邁進してまいります。
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園長からごあいさつ

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園の思い

ここ泉ヶ丘幼稚園は、昭和43年春、ここ一帯が鳶の巣山であった頃、中山団地と隣接して泉ヶ丘団地としてできたころ開園いたしました。以来、約6400名のお子様たち・保護者の皆さまと出会い近隣の皆さま、園に関わった数えきれないほどの方たちに支えられて、今日があります。

何にも、誰にも代えがたく、誕生してからこの方、愛情を一身に注いで育ててこられたお子様です。
幼稚園はお子さまにとって初めての集団生活の場であり、未来に輝く人になるように教育をする場であり、実現していく初めの一歩と考えます。保護者の皆さま、しっかりと見極めてください。

お子さまが成長していく環境として、幼稚園の園舎があり、教員・職員がおります。幼稚園に従事する私たちの使命・・一人ひとりが未来で輝くために、”自信勇気“を手渡したい。・・教員・職員は、志を共にする大切な仲間です。
入られた保護者の皆さまとご一緒に、大事に、丁寧に、優しく、時には厳しく、お子さまが「自立」に向かって道筋をたどっていけるように・・・というのが幼稚園の、願いであり、役割だと考えております。

皆さまもご存じの通り、幼稚園は文部科学省の管轄です。
昭和22年に策定された教育基本法及び、学校教育法。数年前に、およそ60年ぶりに法律が改定され、それまで学校表記は「小学校・中学校・高等学校・・・」となっていたのですが、「幼稚園」を学校の始まりとして、位置づけました。これに伴い、幼稚園教育要領も改訂されました。
幼稚園教育要領・・・幼稚園教育の根幹です。

幼稚園教育には国語・算数というような教科分類はありません。子どもの発達段階は、お子さまが置かれている生活環境が相互に絡み合って育っていくことから、領域と捉えます。

健康人間関係環境言語表現 の5つです。

例えば「人間関係」という方向から見た場合、子どもは何の不自由もなく、気持ちの通じ合う家族を基盤にしながら、歩みには個人差があっても徐々に広がっていきます。そこには当然「言葉」が介在しますね。
乳幼児の、あ・あ・あ・の喃語から始まり、家庭の中でお母さんをはじめとする家族の会話を通して聴いたり、話したり、受け答えする経験の積み重ねによって「言葉」が育っていきます。
必要に迫られ発する言葉、現実や、想像の世界でヒーローになりきった言葉もあるでしょう。
言葉は意思を伝え合う最良な手段。家族以外の人と繋がっていく過程においても、人(人間関係)と言葉(言語)、環境等が、密接にかかわっていることがわかるでしょう。

お砂場で遊んでいるお子さんを想像してみましょう。
砂で形を意識し、例えば山を造るとします。(環境によって、造ろうと心揺さぶられること・造りたくなる気持ち、そして造る作業そのものが表現です。)
砂を両手ですくい積み上げていくことをしながら、大きい・小さい、高い・低い、多い・少ないといった言語が育ちます。 手にする感触から、湿っている・乾いている・・・に気づく等科学的側面も含んでいますし、さらに他者との比較や造る早さ、 イメージを実現していく方法・共有する喜びなど、友だちとの関わり(人間関係言語)を通して、協力や達成感、思うようにいかない葛藤から小さな挫折感を味わい、遊び終えたら自分の身体を清潔に保つための行為(健康)等体得しながら成長していくのです。
ですから、”健康” “人間関係” “環境” “言語” “表現” の5つが絡み合って育っていくというのはこのようなことから言えるのです。

子どもの育ちの姿は、長い時間一緒に過ごし一番近くで見守る保護者の方には、なかなか実感できないとおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
成長の実感・・・それは子育てに抱く期待と感動です。幼児期はあっという間に過ぎてしまいます。その貴重な時間である幼稚園生活を有意義に、お子さまの心こころと体の成長について保護者の方と共に伝え合い、感動・喜びを分かち合いたいと思います。

子どもは、環境によって育てられます。
好きなあそびに自ら関わり、色々な人と関わり、さまざまな体験をする・・・。
あそび体験は、子どもの心を刺激し、その心に生じた思いがさらにあそびや体験に向かう意欲になり、新たな発想や工夫・創造へと広がっていくのです。
体験の積み重ねは、創造性豊かな心へと未来の自分へとつながっていきます。

ひとりひとり個性を大切に認めて、友だちと力を合わせることに心地良さを感じながら自分以外の人にも関心を持って、新しいことに挑戦していこうとする心を幼稚園生活の中で少しずつ着実に育てて行きたいと考えます。

東都学園の沿革

昭和43年 3月 泉ヶ丘幼稚園設立許可
昭和43年 5月 泉ヶ丘幼稚園開園
昭和62年 12月 泉ヶ丘幼稚園創立20周年記念式
平成2年 3月 学校法人東都学園泉ヶ丘幼稚園となる
平成9年 12月 泉ヶ丘幼稚園創立30周年記念式
平成12年 3月 第3園舎・預かり保育室改築落成
平成18年 8月 創立40周年記念本園舎改築落成
平成19年 5月 泉ヶ丘幼稚園創立40周年
平成19年 6月 未就園児用あひるんルーム設置
平成20年 9月 新ホール・保育室一室改築落成
平成20年 9月 子ども菜園新設
平成23年 5月 3歳児保育室に子ども用トイレ増設
平成27年 3月 新園舎落成
平成27年 4月 幼保連携型認定こども園開設
平成27年 8月 大型遊具完成
平成29年 5月 泉ヶ丘幼稚園創立50周年
平成29年 8月 入口セキュリティー強化門新設
令和元年 10月 幼児教育無償化始まる
令和5年 4月 児童クラブ「ルッキー」開設
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